下野市
平日のお昼頃、麻の葉柄のすりガラスが気になっていたのでひとりで伺いました。麻問屋と銀行を営んでいた住居兼店舗の建物は趣のある素敵な建物でした。お目当てのすりガラスは手作業で少しずつ模様が違いすばらしいです。最近見かけなくなったなぁと感じていた蝉が、庭園でオーケストラばりの生演奏を聴かせてくれました。庭園の奥の洋館は宮崎駿さんの映画に似合いそうな佇まいでした。撮影した折り鶴の屏風は私が伺った時には日差しは入っていませんが、西日が入ると部屋にカラフルな影が彩られるそうなので午後に幻想的な写真が撮影できるのは間違いないと思います。伺った日は他の見学者の方をお見掛けしなった事もあり、建物や庭園の雰囲気からどこか知らない空間にひとり迷い込んだような不思議な感覚を味わいました。