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夜泣き・下痢・かんむし こどものおくすり『宇津救命丸』。。。子供の頃に自宅に有りました。今の本社は東京に有るみたいですが、栃木発祥の薬です。その歴史は古く400年前の1597年(慶長2年)まで遡ります。創始は下野国を治めた宇都宮氏のお抱え医師だった宇津氏が、戦国時代以降に今の高根沢工場の場所で帰農し「おとなの万能薬“宇津の秘薬”救命丸」を製造販売したことに始まるそうです。今でこそ薬事法で薬の成分は表示されていますが、その処方は一子相伝の秘薬だったそうで、材料や製法は当主以外は誰も知らなかったそうです。もともと大人向けの万能薬だった救命丸が小児薬となったのは、江戸末期に栄養事情が悪くて子供の死亡率が高いことを憂いた宇津氏が、子供の命を助けたいと幼児対象薬として販売を開始したのが始まりだそうです。高根沢工場の外観は工場っぽく無い!!! まるで時代劇に出てくる役所やお屋敷のイメージで、一目で歴史を感じられる建物です。敷地内には、江戸時代から残る宇津薬師堂(高根沢町指定文化財)や宇津救命丸の歴史資料が見られる史料館が有って、見学することが出来ます。(平日のみ、要予約) ※現在、コロナ等の関係で見学は中止しているみたいです※ とても歴史の有る栃木が誇れる企業です。