鬼怒川温泉へ向かうのに久しぶりに旧国121号線を通ったので「大谷向～鬼怒川温泉間昭和レトロ化工事」で2019年にリニューアル工事が行われた駅舎を観てみたくって立ち寄ってみました。下今市駅と同様に黒に近い焦げ茶色に塗られた駅舎や跨線橋は、SL大樹と絶妙なコラボレーションを演じるように良い雰囲気になっていてとても素敵でした。新高徳駅の歴史ですが、元々は東武鉄道の駅では有りませんでした。今市・日光方面へ東武鉄道が進出してくる以前に今市と藤原間を結んだ下野軌道(後の下野電気鉄道)の高徳駅としてして1917年(大正6年)に開業した駅です。1924年(大正13年)には高徳駅と矢板駅を結ぶ下野電気鉄道矢板線が開通して接続駅となりました。1929年(昭和4年)に駅名を新高徳駅に改称。1943年(昭和18年)に東武鉄道が下野電気鉄道を買収し東武鉄道の駅となったのです。その後の1959年(昭和34年)に矢板線が廃止されて現在に至ります。今では矢板線の面影は残っていませんが、新高徳駅前の広場より国道121号線を横断して東へ伸びる道路が矢板線の廃線跡となります。歴史を知って駅や周辺を観るのも鉄道の醍醐味の一つですね(*^^*)。。。新高徳駅!!! お勧めです( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

• 訪問日：2022.02.07