第一松木川橋梁を見に行った時に隣接して幅員の狭い歩行者用の古い鉄橋が…気になって渡ってみると足尾駅から通洞駅方向へ続く3m幅位の道路へ繋がっています(^o^)/。。。実はこの道路！足尾銅山で使用する資材や働く人々と家族、生活用品の輸送を担っていた“足尾銅山馬車鉄道”の線路跡を道路化した道なんです(*^^*)。。。『田元橋』も足尾銅山馬車鉄道の橋として1927年(昭和2年)に架設されました。(製造銘板が欠損しているため詳細は不明ですが、その構造からトラスト自体は明治期に輸入or国内製造されたものが移設されたと推察されます)馬車鉄道は、馬が線路上の貨車や客室を引く鉄道ですが、田元橋が架設された時はガソリンカーが貨車や客室を引いていたそうです。1953年(昭和28年)に足尾銅山馬車鉄道が廃止された後に田元橋は歩行者用の橋となりました。。。橋長46.6m、幅員4.0mで、構造は鋼下路式プラットトラス橋(平行弦、ピン結合)となっています(*^^*)。。。隣接する「第一松木川橋梁」よりも新しく架設された橋ですが、河川中央に橋脚を設けることなく、松木川(渡良瀬川)をワンスパンで渡る姿は中々の絶景ですよぅ(*´∀`)♪。。。細かな記録が無いため橋のトラスの生い立ち等は不詳ですが、足尾の交通を影ながら支えた『田元橋』！必見の価値ありですよぅ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

• 訪問日：2023.08.10