宇都宮市
2800円のランチ懐石をいただきました。女子4人が五感をフルに使って、春を堪能しました。丁寧に調理、庭園が凝縮されたように美しく盛り付けされていて、一品一品ゆっくり味わい、話も弾みました。素材のおいしさがすごく引き立っていて、お刺身ひとつとっても、家庭では味わえないものでした。デザートは学生時代以来ご無沙汰していたあんみつでしたが、黒蜜の濃さとしっかりした寒天は、懐石料理に出てくる大人のデザートでした。錆びたトタンの壁に囲まれた外観は、一見廃屋なのに、店内に一歩入ると、抑えめの照明、高い天井、美しい器等、まるで美術館。このギャップが、「知る人ぞ知る」という自意識を高め、きっと自分もリピーターになるんだろうなあと思います。