受付で入館料800円を払い入館し栃木県文化財の益子参考館上台(4号館)を見ました。江戸時代末期の建築物の住居を濱田先生が住みやすく改造し、当時の生活を感じさせる家具等がそのまま展示されていて自由に触れることができました。入ってスグには和風な建物の中に西洋のアンティーク 家具があるアンバランスな印象を受けましたが、暫らく見ていると違和感が無くなり中々のセンスと感じました。益子町文化財の細工場では濱田先生がご使用になられたロクロが保存されています。建物自体も明かりが入りやすい造りと整った環境とで創作意欲が次々と湧いたんだろうと思いました。登窯(塩)赤絵窯(2基)ともに1954年築窯です。益子町文化財の登り窯は昭和18年築窯の八室登り窯です。保存状態が良く今でも使えそうです。2号館、3号館は濱田先生の国内外で収集した工芸品が展示されていました。1号館では企画展示「リーチと濱田展」が開催されていて益子町文化財の濱田庄司作品と共にバーナード・リーチの作品が展示され当時の写真と共に親交の深さを伺うことができました。益子を有名にした偉人濱田庄司を知る上で一度は見ておきたい資料館です。帰り受付で栃木県観光協会の栃木パスポートの提示でポストカード1枚を頂きました。

• 訪問日：2020.02.19