国指定重要文化財の綱神社本殿は1521年~1528年の建立です。境内には同じく国指定重要文化財の大倉神社は1527年建立で元々は別の場所にありましたが現在の場所に移築されてきました。どちらも風情を感じさせられる建物で茅葺屋根が良く似合います。建物全体が周囲の景色に溶け込んでいて至極自然に見えました。綱神社の御神木のシイの木があります。益子町天然記念物で鎌倉時代に宇都宮朝綱公がお手植えされたそうです。根元がカナリ傾斜していて支えられておりますが幹が途中から反り返っています。その様子が背筋を伸ばしている様にも見えマダマダ元気だということをアピールしているのかなあと感じました。