小山市
北山頂の先の急な斜面の途中にがっから様がおられました。鹿沼の昔話に出てきます。ガッカラ、ガッカラと毎日がなりたてるように笑っている岩のせいで村人達は迷惑だったそうです。ある日、村の田畑が踏み荒らされているのをみて誰からともなく岩ががなりたてるのは神様が怒っているにちがいないと言い出し岩にお供え物をするようになるとトタンに静かになったというお話です。斜面にへばりつくように立っておられるがっから様には今でもお供え物が供えられていて昔話を忠実に守っておりました。昔話の看板を入れて写真を撮るとがっから様はポーズを取っている様にも見えサービス精神満点でありました。