小山市
城山の山頂にある板橋城跡(日光市文化財)に向う為に上板橋集落センターの駐車場に止めました。何台も車が置かれていたので目的は同じのようです。元は板橋陣屋跡です。50m程先に登山道があり案内板があります。先ずはコレより先にある城主であった板橋将監の塔(日光市文化財)に行きました。供養塔で将監が亡くなってからはるか後に建てられたそうです。将監を偲ぶ人々によって建てられたんだろうなあと思いました。戻って登山道を進みます。ハイキングコースの→に進むので道を間違うことは御座いません。比高150mあるので結構登りがキツイです。道中には植栽されて日が浅い落葉広葉樹17種1000本の木の看板があり周囲に幼木が並んでおりました。自治会の皆さん、子供達、ハイカーの人達によって植樹されたとのことです。先々が楽しみな樹木達です。少し上がった先からの眺望は良く車を止めた集落センターを含めた近隣が小さく見えました。そこから上に進むと鳥居が見えてきました。愛宕神社と羽黒山神社が祀られております。道中の無事をお願いし先に進みました。東屋がある頂上直前の堀切と竪堀が見事に遺っております。標高443.3mの頂上に28分かけて到達しました。板橋城といっても砦のような場所だったそうです。スグ下に石垣が遺されております。草叢の中にあるので何処だか分からず他のハイカーさんに教えて頂きました。コレダケの大きさの物をどうやって運んだのかトニカク大変だったろうと感じました。しょっちょう来られているハイカーさんによると下った所にある畳石から切り出したんではないかとのお話でした。興味があるのでソチラ方面から下山しました。畳石は六畳程ある大きな岩のような厚みのある平べったい石です。確かに切り出したような跡が遺されておりました。さらに下に進むと天狗岩があります。確かに天狗にソックリです。側に温度計があり13℃を表示しておりました。道中20人以上のハイカーさんと出会い挨拶を交わしました。登るのが毎日の日課の御夫婦もいらっしゃいました。実に良く整備され景色も含め気に入ったので季節が変わった時期にマタ訪れたいと思います。