小山市
ほそおざわばしを渡ると林道細尾線の標識があります。その側に上粕尾分館の建物があり敷地内に駐車しました。その前に緩やかな傾斜の山へ向かう小道が伸びておりソコを進みました。獣除けの柵がしてある川を眼下に見下ろせる小道です。急に下る箇所が出てくるとソレを下りた先に白の標柱が見えました。ここまで1本道なので迷う事はありません。岩壁のえぐられた場所に祀られておりました。1834年に制作された高さ50cmの祝儀形の道祖神(鹿沼市文化財)です。男女2神が徳利と猪口をソレゾレ手に持ち祝の宴で盛り上がっている様子が想像できました。また石のなだらかな弧を描いたカーブが美しく作者の几帳面な仕事ぶりも感じられる作品です。
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