小山市
1778年に再建された御堂内の三十三体の観音様は地区の名前をとって高手観音(日光市文化財)と呼ばれております。1557年釈迦如来を祀ったのを初めとして各地から仏像が奉納され三十三カ所観音霊場巡りが崇拝出来るようになりました。他を廻らずにコノ場所のみで済むのは大変有難いことです。堂内は真っ暗で見えませんが御堂に観音様の堂内での写真が貼られているので想像出来ました。御堂以外には建築物はありませんが幾つか墓石はありました。そのうちの二つは1840年に堂内で心中したお品と加助です。昔は恋愛結婚が許されない時代だったので可哀そうな話でありますが冥途で結ばれたことから恋愛成就にも御利益があると云われている観音様です。