小山市
上三川の神明神社で社殿が建っている所は円墳の墳頂のようですが古墳ではないそうです。御神体は約700年前の平安末期の作とされる大日如来様が安置されております。地域の人に大日様と親しまれているそうです。神社では戦争前まで祭礼で行われていた珍しい穴くぐりのお祀りがありました。当時は境内の西端から神社の真下までおよそ40mの横穴が続いていて大人が中腰で歩ける程度の高さだったという事で中程に石碑1基あり奥の院に石碑1基と仏像四体が安置されていたそうです。現在は穴が落ち込んでいて入れませんが木々の間にポッカリとあいた大穴が当時の名残りを感じさせてくれました。