小山市
菊池病院の南側に3基、北側に1基ある古墳群です。それにまつわるお話があります。負け戦で傷ついた馬など見捨ててみんな逃げてしまうなかで1人の武将は馬を丁寧に手当をしておりました。戦は終わり穏やかな日々が戻ると武将は農家を回り牛や馬の世話の仕方、傷の手当の仕方を親切に教えて歩きました。この武将は海の向こうから来た人なのでギバ公様と呼ばれ村の人達に頼りにされるようになりました。しかしまた戦が起こりギバ公様は運悪く討ち死にしてしまいました。村の人達はたいそう悲しみ手厚く葬りました。それがバッカン塚古墳で全て円墳の古墳群です。病院南側の畑の側の3基は草木に覆われていて小ぶりのサイズです。北側の病院の敷地内の1基は杭と鎖で囲まれてありました。墳丘が芝で覆われていて管理されているみたいで見やすく楕円形で中規模のサイズです(病院の管理ではないそうです)。ギバ公様が4基のどれに葬られたのか分かりませんが現在も大事にされていることが分かりました。