小山市
境内に入ると樹齢約300年、樹高約28mの夫婦杉(おおたわら令和の名木)の御神木が並んで真っ直ぐに伸びていて幹の太さは多少違えどソックリです。夫婦杉の名称は似た物からとられたのかなあと思いました。1747年奉納の手水盥(大田原市文化財)に季節の花々と植物が彩りを加えておりました。未だにハッキリと銘文が読め頑丈そうな造りです。授与所では各種御守り、御朱印などの他に光る御守、願い文を授かることが出来ます。灯篭が左右にズラーッと並んでいる中に1762年奉納の一対の石灯篭(大田原市文化財)があり他の灯篭と違って竿がスリムです。また火袋も趣向を凝らしていると思いました。推定樹齢90年、樹高16.5mのシロダモ(与一の里おおたわら名木)が複数あります。名前の通り白みがかった樹木なので鎮守の森が明るく感じられました。拝殿前の左右に推定樹齢130年、樹高35.0mのクスノキ(与一の里おおたわら名木)が勢いよく立っております。クスノキは成長スピードが早く長生きするのでマダマダ若い木です。拝殿は階が左右にある珍しいタイプです。本殿は100年以上経っているそうですが保存状態が良く最近再建したように映りました。