大田原資清によって1543年あるいは1545年に築城された城跡(大田原市文化財)の公園です。駐車場から上がって行くと三日月堀が一部ですが現存していて側に整った升形虎口が見られます。案内板を見て北曲輪跡に向いました。だだっ広い曲輪跡には基本的な4つの遊具が揃っております。二の丸跡へと向かう途中を歩いていくと天然の要害であることが思い知らされます。意外と散歩やジョギングをする人達が多いですね。地形が地形だけにカロリー消費が高いのでコノ場所が好まれているのだろうと思いました。二の丸跡では慰霊塔が建っていて本丸跡と二の丸跡の間は空堀跡が見られます。本丸跡には高さ4ｍを超えた土塁が後方を固めておりました。全体的に見て守りやすく攻めにくい城です。代々大田原氏が本拠地とした手塩にかけた城であることが実感でき本丸跡へ登城するルートは3つあることも分かりました。本丸跡土塁上にはサクラやツツジが植栽されていて春の賑わいを待ちわびているかのように感じました。

• 訪問日：2023.10.01