小山市
シャープ工場内に主郭と虎口のみ保存されていて塩谷氏の支城だった場所です(栃木県文化財)。殆ど方形(東西約180.5m、南北約172.5m)で主郭のみでも広大な広さで当時の塩谷氏の権勢が窺われました。城跡では高齢者の方々がゲートボールを楽しんでおりました。城跡でも違和感なく自然の光景に映りました。麻疹地蔵堂があります。1546年に没した塩谷孝綱の嫡子由綱が1549年に弔いの為に建立した御堂です。四方を土塁と空堀が巡っていて何れも保存状態が良いです。土塁上には数多くの桜が植栽されていて春はお花見で賑わうだろうと思いました。