小山市
神楽殿は高欄が朱色に塗られ建物が引き立っておりました。拝殿内の中央の額は勝海舟直筆のもので特徴のある味わい深い字体です。境内の倉庫に四区彫刻屋台が格納されていて前鬼板が矢板市文化財に指定されております。磯部信秀の孫の後藤正秀が1819年に作ったもので残念ながら他の屋台彫刻は残っておりません。正秀の本殿彫刻は数多く見ましたが磯部家直流だけあり惚れ惚れする作品ばかりです。中を窺うことは叶いませんでしたが前鬼板も渾身の作品であると感じました。授与所に御守り、おみくじが並ぶ中に神塩がありました。塩の神社だけあり授かると色んな効果が期待できそうです。