小山市
川俣愛宕神社の脇道の川俣湖歩道入口に向う途中にあります。案内板にありますが詳しく書くと川俣のお坊さんが村人の健康と災害が無いようにと念願し行に入りました。愛宕山の麓の行屋に篭り傍らの小さな池で毎日朝昼晩の三度冷たい水をかぶり一一心不乱になってお祈りしていました。その願いが神仏に届きお坊さんの体から後光がさし徳の高い上人様となられました。人々は上人様の徳を称え水行をした池を上人池と名付けました。近くの川俣湖温泉共同浴場上人一休の湯も上人にあやかり名付けられたそうです。現在は池はありませんがコンコンと湧水が絶え間なく出ておりました。口に含むと冷たくマロヤカなお水です。流れ落ちるお水は山の傾斜をつたって川俣湖へと注がれていきました。現在でも地域の人に大事にされているお水です。