小山市
第8回塩原雛巡りスタンプラリーで訪れました。敷地内に国木田独歩文学碑があり会津屋さんの事が刻まれておりました。明治28年に佐々城信子との恋愛逃避行で塩原を訪れていて独歩の死後に出版された日記「欺かざるの記(前編・後編)」にはソノ時の様子が鮮明に書き綴られております。数多くの文人墨客が塩原に魅了されておりますがコノ人もソノ一人です。入口の両側のショーケースにお雛様が飾られておりました。片側のは手毬みたいお雛様と小坊主さんでホンワカとしたユニークな作品です。もう片側は爽やかな藤色の毛氈の二段飾りでフックラとした陶雛の作品です。館内の玄関には安土雛が飾られておりました。名前の通り安土桃山時代に登場したお雛様で伝統的雛人形です。邪気を払い健康を願う意味を持っているので出入りのある玄関に飾られているのだろうと思いました。