小山市
川崎城の支城で城代大舘弾正義則が1461年に築造したと伝えられ真木城とも言われている2連郭の城跡です(那須塩原市文化財)。段丘上に造られた主郭跡までかなりの高低差がありました。その主郭には箒根神社(本殿 那須塩原市文化財)が祀られております。1708年に箒川大洪水と真木水害のためこの地に遷宮しました。拝殿、中殿、本殿と一体化しております。覆い屋に囲まれた本殿を窺うと脇障子に鳥の彫刻が施されておりました。いぶし銀の本殿です。神社のある主郭を囲むように土塁が遺されていて虎口らしきものもありました。主郭から眺める野沢川方面の景色は断崖で中々堅固な城であったことが想像されます。2郭との間に大規模な堀も遺されております。2郭も眺めようとしましたが少し前に雪が降り地面がぬかっていたので別の日に来たいと思いました。