小山市
交差点の名称となっております。昭和54年に地元商店街の皆さんによって初代そっくりに再現された三代目の燈籠は名前を冠した交差点脇のポケット公園にあります。初代は大田原城下の住民たちによって道中安全と町内安全を祈願して上町十字路に建立されましたが太平洋戦争で金属不足となり軍に摂取されてしまいました。二代目は1955年に旧三斗小屋宿から譲渡され建立しましたが車との衝突などで破損し旧黒磯市に返却されました。そして現在の三代目です。基礎には初代の燈籠(1819年)を建立した町年寄、町名主、世話人の名前が記されておりました。道中安全、町内安全の文字も記されていて常夜灯として当時の住民、商人、旅人など道を通る人々に有難がられていたことが分ります。初代の意思を引き継ぎ道を通る人々を見守り市民に愛されている燈籠です。