小山市
まんが日本昔ばなしで放送されております。あらすじは小木須山中に木こりのお爺さんと犬のアカが暮らしておりました。ある日のこと山道の藪の中で一頭の熊が怪我をしていて動けない様子なのでお爺さんが傷の手当てや餌を運んだりしと世話をし熊は元気になりアカと共にお爺さんを手伝うようになりました。何年かしてお爺さんは亡くなり残されたアカと熊は墓の前に餌も食べず座りつづけアカも後を追うように息を引き取り熊は山の木立に去りました。その後お爺さんの家に近い登り口に熊に似た形の大きな石が現れました。この石に荷車の後押しをお願いすると熊が後押ししてくれるように楽に坂を登れたことからコノ付近を「アカ熊」と呼ぶようになり何時しか「かぐま」と言われるようになり石を「かぐまの力石」と呼ぶようになったというお話です。説明板などはありませんが標柱と切り立った石がありました。アカと熊の生まれ変わりの石がお爺さんと同様に坂を登る人々を手助けしてくれていたのでしょう。お爺さんの優しさと面倒見の良さがそうさせたと感じました。親切は裏切らないということが身に染みてわかるお話です。