小山市
大前村出身で江戸で法眼となり将軍徳川吉宗公の御殿医の丸山昌貞が修行中にコノ場所で白狐に命を救われたことから神田の三崎稲荷大明神を地元に勧請し別名昌貞稲荷とも言われております。江戸時代から伝わる御神楽と同じく江戸時代に制作された大型の絵馬11面が足利市文化財に指定されております。一の鳥居~三の鳥居まで麗しい朱色で染められておりました。境内からは足利市街地を見下ろせます。社殿も朱色を基調とした凛々しい佇まいです。拝殿内を窺うと白狐が本殿を護衛しておりました。絵馬は拝殿に袋をかけて保存されております。コロナ前に文化財一斉公開の日にお目にかかりました。躍動的な作品の数々を説明して頂き総代をはじめとした氏子の皆さんと楽しく過ごせたことを思い出します。文化財一斉公開の日か春の奉納神楽の日にマタ訪れたいと思います。