佐野市
ピンク色の外観に惹かれてお伺いしました。お店の中には、常連さんと店長さんがふたりきり。仲良くおしゃべりしていました。メニューを見せていただくと、看板にあったお好み焼きやもんじゃ焼きの他にピザトーストやサラダうどん、あんみつやパフェもありました。外で食事する時くらいは、何があっても食べるだけに徹底したいものぐさ者なので、ピザトーストとチョコパフェをお願いしました。が!今はやっていないとのこと。今はお好み焼きやもんじゃ焼き、焼きそばやイモフライのみなのだそうです。「どうしますか?」と聞かれたのですが、「なんでもいいです。」と訳の分からない返事をしていまいました。店長さん、とても困ったと思います。お好み焼き屋さんに来たのに、自分で焼きたくないぐうたら客ですものねえ。が!!ここから先が葉聖里さんのすごいところでした。「じゃ、ここでお好み焼き、お焼きしましょう。」と、テーブルの鉄板に火をつけ、てきぱきとお好み焼きの準備をしてきぱきと焼き始めました。私は見てるだけ。「あったかいコーヒー飲みませんか?」店長さんお好み焼き焼きながらコーヒーいれてくれました。私は見てるだけ。そして飲むだけ。お好み焼きがどんどんいい感じに焼けてきました。店長さんさすがです。手際よくさっと返してソースをたーーーーーーーーーーーーーっぷりつけてくれました。ぱくっ!あつっ!!うまっ!!!このふっくら感、私じゃ絶対無理。おいしいです~!はふはふしながらゆっくりゆっくり味わっていたのですが、とうとう最後の一切れを口に入れてしまった時、店長さんが、「はい、デザート。」と、コーヒーゼリーにアイスクリームとホイップクリームをトッピングして持って来てくれました。なんとありがたい!!心の中で手を合わせながらいただきました。おいしかったです‼こんなにサービスしていただきながら、お会計は1,000円でおつりがきました。なんて心の広い店長さんなんでしょう。爪の垢いただきたいくらいです。葉聖里さんのメニューはお値段の単位が『円』ではなく『縁』になっています。優しくて明るくて心の広い店長さんのお好み焼きのお店で、たくさんのお客さんの縁ができればいいなと思います。