試合に出られない選手を作らない。選手全員に試合出場の機会を与えると言うお話。これ一見よさそうですけど、チーム力が下がって、勝てなくなりませんか？と、率直に聞いてみました、、、。すると、選手に出場機会を与えることで、勝利を目指さないと言う話ではないと言う答えが返ってきました。例えば技能の高い選手中心「上級生が多い」チームと、技能がこれから延びる選手「下級生中心」の、２チームが組めたとしたら、どちらのチームも、大会に参加できるのがポニーの特徴なんだそうです。大会はリーグ戦ですから、技能のこれから延びる「下級生中心チーム」も、試合経験を沢山できるのが、良いのだそうです。技能の高い「上級生中心チーム」の選手も、時にこれから技能の延びる「下級生中心チーム」と対戦する場合があるので、そこで結果が出ないと、選手を入れ替える時のことを考えると、良い意味で、集中しなければならない立場になるんだそうで、逆に言えば、下級生が下克上を果たすチャンスもあるんだそうです。試合ができる人数が集まれば、一つのチームとして、何チームでも大会に参加できるので、様々なレベルの選手がリーグ戦に参加できるとのこと、、、。予選がリーグ戦であれば、試合経験に差が出にくいですよね。結果的に、様々なカテゴリー、レベルの選手も試合経験を積むことで、全体のレベルが底上げされ、競争が生まれると言う仕組みのようです。このやり方であれば、今まで力不足だった選手でも、周囲の評価が高くなかった選手でも、どこかで見返すチャンスがやってくるかもしれないと言う気持ちになって、練習に励めますよね。宇都宮ポニーは、これまで全日本選手権　優勝１回。トライアングルカップ　優勝。コルト大会　優勝。真中杯　３位。ライオンズカップ第6回中学硬式野球選抜大会　3位。などの実績十分のチームです。監督やコーチの経歴が素晴らしい。甲子園経験者や、社会人野球経験者、社会人野球で指導者をなさっていた方、高校野球監督経験者など、指導力のあるスタッフが揃っていることに、驚きました。

• 訪問日：2022.04.22