栃木県宇都宮市に、「黄ぶな」という郷土玩具があることをご存知でしょうか。江戸時代に疫病が流行した際、村人の一人が宇都宮の田川に泳いでいた珍しい黄色い鮒を釣り上げて病人に食べさせたところ、病気が治ったという言い伝えがあります。その後、なかなか釣れないその黄色い鮒を模した張子で作り、毎年無病息災のお守りに家に飾るようになったそう。それが郷土玩具「黄ぶな」です。
キブナドンはその「黄ぶな」が怪獣化した姿として、グラフィックデザイナー・照紗の手により2014年に生まれました。
黄ぶなが「郷土の人々ともっと仲良くなりたい」と願っているうちに、足が生えた怪獣の姿になったのです。
今では、川から上がって街中をてくてく歩いている姿が見られるのだとか…。
人々の無病息災を願うキブナドンは故郷の宇都宮の役に立つため、応援活動を仲間たち“きぶなかま”と一緒に始めることにしました。活動をはじめるにあたり、まずは皆ともっと仲良くお仕事するためのスーツ(着ぐるみ)をつくりたいと考えました。
キブナドンは“きぶなかま”とともに、この『お仕事スーツ』で宇都宮のモノ・ヒト・場所などをガンガン応援したいと考えています! 名付けて「宇都宮キブナドンプロジェクト」です!
キブナドンの活動を通し、宇都宮のモノとヒトをつないで、その魅力を発信していくことがプロジェクトのモットー。元々縁起物のキブナドン、出会えば皆にきっと良い事が起こると信じています。
2020年、ついに魅力度ランキングビリになってしまった栃木県… その県庁所在地です。
でもでも! ギョーザ、紅茶、カクテル、やきそばなどなど… 実は2019年に食事が美味しい市区町村ランキング全国6位にもなっている、美味しいものが沢山ある街なんです!
他にもアニメ好きやジャズ好きの方々も集う、楽しいこといっぱいの街!
もっとみんなに知ってほしい!
キブナドンと「宇都宮キブナドンプロジェクト」を立ち上げたのは、通称「きぶなかま」(黄ぶな好きやキブナドンのお友達、皆がそうよばれます)の中心メンバーたち。宇都宮在住と東京在住のメンバーで構成されています。
郷土玩具怪獣 キブナドン
宇都宮の田川生まれ。
郷土玩具「黄ぶな」が怪獣化した子。郷土のみんなともっと仲良くなりたくて願っていたら足がはえて歩けるようになりました。疫病退散や無病息災のお守りパワーをもっているといわれ、人々の健康を願って日々過ごしています。新型コロナの流行で、もっと郷土の宇都宮を応援すべく「お仕事スーツ(きぐるみ)」を考案。「宇都宮キブナドンプロジェクト」では、宣伝部長!最近覚えたツイッターにはまってます。
星 絵理子(ホシエリコ)
1977年生まれ、栃木県出身。シェアリングする仕事のカタチをいち早くキャッチし、栃木県宇都宮市にて「夢のたまり場」がコンセプトのテナント商業施設「Natural works village 」を2014年にオープン。施設を経営する傍ら「誰もやったことがない、非現実的な事を実現させる」をコンセプトにしたイベントなどを企画プロデュース。宇都宮市の新しいブランディングとして照紗、Ushimaru Saekiらと共に「宇都宮キブナドンプロジェクト」の企画担当として参加。
Ushimaru Saeki (ウシマルサエキ)
栃木県出身。
私立作新学院高等学校情報科学部美術デザイン科卒業。
講談社フェーマススクールズクリエイティヴアートコース卒業。
言葉にすると強く伝わりすぎてしまうものをアナログ手法で表現するクリエイター。
国内外の展示会に参加。過去にNYにて個展を開催。雑誌のカット描きや店舗の壁画、食べ物のイラスト、アーティストの衣装ペイント等を担当。#ウシマルカラー を展開。企業とタイアップし商品化やコラボ企画等に参加。「宇都宮キブナドンプロジェクト」では広報を担当して、日々オリジナルカスタムのUshimaruカラーのキブナドン「うしまるてくちゃん」と宇都宮をてくてく中。
照紗(テレサ)
グラフィックデザイナー
神奈川県出身。オーストラリア・シドニーにて高校・アートスクール時代を過ごしたのち帰国。
日本文化・伝統芸能の独自解釈をミックスしての作品制作をする。
主に展開する【郷土玩具怪獣プロジェクト】では、【郷土玩具】をベースにデザインされた郷土玩具怪獣「キブナドン」「イヌハリゴン」などのソフビトイを中心に国内外のアートイベントへ出展し、国内外にファンを広め展開中。
2013年に黄ぶなに出会ってから郷土玩具の可愛さに目覚め今に至る。黄ぶな好きをとにかく増やしたい。「宇都宮キブナドンプロジェクト」では、アートディレクションとキブナドンのお世話を担当。
特別顧問:坂本嘉種(ザリガニワークス )
照紗を黄ぶな沼に落とした人。
「コレジャナイロボ」や「自爆ボタン」「土下座ストラップ」など、玩具の企画開発、デザインを軸にしながら、「ごはんかいじゅうパップ」「弾神オドロッカー」「石膏ボーイズ」など、キャラクターデザイン、作詞作曲、ライティング等、広くジャンルにとらわれないコンテンツ制作を行う、たった二人のマルチクリエイティブ会社「有限会社ザリガニワークス」のデザイナー。
「宇都宮キブナドンプロジェクト」では特別顧問として、細かい事をああだこうだ言っています。
郷土玩具怪獣キブナドンは、プロジェクトメンバーの一人であるグラフィックデザイナーの照紗が2014年から開始した「郷土玩具怪獣」というキャラクタープロジェクトの最初のキャラクターでした。きっかけになったのが、宇都宮土産でもらった「黄ぶな」のぬいぐるみ、その背景と愛くるしい配色、フォルムに衝撃を受け、宇都宮へ本物の「黄ぶな」を探しに行きました。
餃子の街の印象だった宇都宮にこんなにも可愛らしい、人々を護る願いのこもった郷土玩具がいることの衝撃。取り立てて対外的にフィーチャーされているわけではないけれど、お土産屋さんの隅などでひっそり生きる姿に愛おしさと感動を覚えました。
その感動を切っ掛けに、各地の郷土玩具に込められた愛と願いをより楽しく広く全国で共有したいと“郷土を護るため怪獣に姿を変える郷土玩具たち〜「郷土玩具怪獣」を描くことが始まりました。
オリジナルの「黄ぶな」は張子細工ですが、怪獣といえばソフトビニール玩具でしょう! ということで、2014年、ソフビ製の「キブナドン」が誕生しました。2018年には、第二形態として現在の二足歩行の姿となり再リリース、今に至ります。
2019年、宇都宮出身のクリエイターUshimaru Saekiとの出会いをきっかけに、その思いを具体的なものにしたいと思案。その後、企画プロデューサーである星絵理子との出会いにより、思いは力強く具体的なアイデア「宇都宮キブナドンプロジェクト」となりました。
そしていよいよプロジェクト始動、というタイミングで今年の新型コロナの流行。イベントなどが中止になり、プロジェクトは一旦頓挫となりそうでした。が、疫病を治した黄ぶなだからこそ、むしろこのタイミングで動くべき! と判断し、今回のクラウドファンディングを立ち上げるに至りました。
最近、SNSを始めたキブナドンときぶなかまたち。Twitterではキブナドンがまだ不慣れな様子ではありますが、日々がんばってつぶやいていますので是非ご覧くださいね。
リターン品は全部で10種類!
今回キブナドンの活動を応援してくださる、宇都宮の企業様4社のご協力やプロジェクトメンバーたちによるオリジナルのキブナドングッズからアート作品まで魅力的なラインナップが盛りだくさん!
キブナドンの「宇都宮のモノとヒトをつないで、その魅力を発信していく」という、これが宇都宮での初仕事となります。
<2021年1月13日加筆>
現在、緊急事態宣言が再度各地で発令された厳しい状況下で、少しでも支援をしたい!応援したい!というとても嬉しいお声をいただきました。そこで新しく「キブナドンぷち応援セット」を追加し、リターン品が11種類となりました。
◆「青源セット」(青源味噌株式会社様よりご提供)
宇都宮名物といえば誰しもが最初に想像する「餃子」は、キブナドンも大好物!
健康と社会に役立つ味噌文化を目指す「青源」様にご協力頂き、甘酒や減塩味噌、餃子などが入った「青源セット」をご用意致しました。青源さんの美味しい餃子や発酵食品、この機会に是非お試しください✨
青源味噌株式会社WEBサイト
◆「宇都宮酒造セット」(共同起案:宇都宮酒造株式会社様より発送)
あの「四季桜」でも有名な宇都宮酒造様より「宇都宮酒造セット」のご協力を頂きました! 優しい味わいの日本酒「黄ぶな」の3本セットです。今月12月新発売の300mlボトルは、クラウドファンディング限定のキブナドンラベルにて準備中です!
創業1871年の宇都宮酒造さんは、日本人の主食である米から醸す日本酒の良さを多くの人に知っていただくべく、先人たちから受け付いた技術と熱い心意気をもって、旨い酒を追求し続けている酒造さん。お酒は、市内のスーパーなどでも販売され、親しまれております。
宇都宮酒造株式会社WEBサイト
◆「トチギマーケットセットA & B」(トチギマーケット様よりご提供)
宇都宮市バンバ通り商店街にある栃木県大好きショップ「トチギマーケット」様から、今回のクラウドファンディングにコラボTシャツ、宮染め手拭い等が入った「トチギマーケットセット」のご協力を頂きました! 店長兼デザイナー、のぐちさん描きおろしの「ギョウザくんとキブナドンTシャツ」のデザインは今回のクラウドファンディング限定デザインとなっております。
セットは2種類のご用意がありますので是非楽しく悩んでください♫
トチギマーケットさんは栃木県をテーマに、オリジナルデザインのTシャツ、ステッカーなどのアイテムを販売するお店です。キブナドンの兄弟たち(ソフビフィギュア)も店頭に並んでいます☆楽しい商品と出会える場所ですので、皆様も是非足を運んでみて下さいね♪
◆冊子・名刺など(ヤマゼンコミュニケイションズ株式会社)
栃木県のみなさまはお馴染み、栃木の好きをつなげるクチコミサイト「栃ナビ!」を運営されるヤマゼンコミュニケイションズ様には、返礼品の印刷物(冊子や、応援団名刺など)の制作でご協力頂いております!
プロジェクトメンバーである宇都宮在住クリエイター Ushimaru Saekiによる、一点ものの手彩色のカスタム作品「ゆめみるてくちゃんシリーズ」のキブナドンたちを限定3体で制作いたしました。繊細に彩られたゆめかわカラーのキブナドンたちです。ぜひご注目ください。
素材:ソフトビニール
メディア:アクリルガッシュなど
◆「照紗セット A & B 」(「きぶなかま」照紗 提供)
プロジェクトメンバーであり、キブナドンの作者である照紗による、クラウドファンディング限定カラーのソフビトイやLINEスタンプです。
照紗セットでは、キブナドンのソフビフィギュアに加えて、キブナドンの大の仲良しの東京出身の郷土玩具怪獣イヌハリゴンとのCAMPFIRE限定カラーセットを提供致します。二匹揃って黄ぶなカラーをクリアにゴールドのラメが入ったベースに彩色予定です。そしてBセットでは、限定デザインラインスタンプには個人様のお名前を入れるオンリーワンの仕様となっております。
◆他にもたくさん!
他にも、一番ご支援いただきやすい「キブナドン応援セット」(なんと青源さんの餃子付きです!)、ご協力企業4社様全ての商品がつまった豪華な「宇都宮全部セット」、キブナドン(お仕事スーツ姿)がご支援くださった企業様・店舗様などの元に訪問させていただく「お出かけキブナドンセット」など、今回の企画でしか入手できないアイテムもたっくさん揃えております! そして一部セットでは、キブナドンお披露目イベントのご招待券も贈らせていただきます。
新型コロナの流行状況によっては、オンラインイベントになる可能性もございますが、キブナドンの新しい仲間・応援団「きぶなかま」として是非宇都宮で皆様とお会いできればと思っております。
宇都宮とキブナドンの魅力をぎゅうぎゅうにつめこみましたので、ご支援を通して私たちの大好きな「宇都宮」に興味を持っていただき、キブナドンと一緒に宇都宮を楽しんでいただければ幸いです。
◆資金の使い道
100万円・・・キブナドンお仕事スーツ制作費
30万円・・・ コラボ返礼品制作費
20万円・・・CAMPFIRE手数料・プロモーション資材費用・雑費
かなりカツカツの概算です! できるだけ希望に満ちたプロジェクトにしたいと考えておりますので、これ以上のご支援も大歓迎! というかそれを目指して何卒よろしくお願いいたします!
◆今後の予定
2021年年明けよりキブナドンお仕事スーツ制作開始
2021年春頃完成ののち、ご協力してくださった企業様や個人の皆様はじめ、クラウドファンディングでご招待券付きセットでご支援くださった皆様にもご覧頂くためのお披露目会を、宇都宮で開催いたします。
2020年、新型コロナの流行で世界中が大変なことになってしまいましたが、コロナに負けない! みんながワクワクできるようなコミュニケーションを目指して「宇都宮キブナドンプロジェクト」を宇都宮から発信します!
これを機会に、宇都宮の新しい魅力発見とキブナドンの元気な姿を、さまざまな地域から一緒に楽しんで頂けば幸いです!!
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、キブナドンのお仕事スーツ計画は実行し、支援者の皆様には感謝の気持ちをこめてリターンをお届けします。
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