舎那殿壇 生雲山 龍興寺のクチコミ(口コミ)・写真|下野市・神社・仏閣
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シャナデンダンショウウンザンリュウコウジ

舎那殿壇 生雲山 龍興寺

0285-48-0115 0285-48-0115

舎那殿壇 生雲山 龍興寺のクチコミ

クチコミ:7
  • maffinman

    maffinmanさん

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    198

    境内の吉田が池には2つのお話が伝えられております。池にすむ魚はどういうわけか片目でした。いつのころか一匹の大きな鯉がすむようになりコチラも片目で吉田が池の主として大切にされていましたが権助というならず者がコノ鯉に八つ当たりして捕まえてしまいました。瞬く間に村中に広がり池に返せと忠告しましたが権助は村人が騒げば騒ぐほど面白がって鯉を食べてしまいました。その後バチが当たったのか権助は目が見えなくなってしまいました。この一件があってから池の魚を捕る物がいなくなったというお話です。もう一つは田んぼが干上がり村人達が手桶を持って吉田が池に駆け付けました。池の畔では龍興寺のお坊さんがお経を読み村人もお祈りしました。お祈りをすませると池に飛び込み池の魚を他に移し水を汲みだしました。池の水がかきだされると八幡宮に祈願しました。そのころになると滝のような雨が降り田んぼは水で一杯になり村人達は吉田が池の水に感謝したというお話です。現在は一つの小さな池ですが当時は上の池と下の池とがあり大きな池だったことが想像されました。墓地に鑑真和尚碑(下野市文化財)があります。江戸時代の建立で真ん中に大きく鑑真和尚と刻まれておりました。その和尚の杖が木になったというボダイジュの大木(下野市名木30選)に実がなっておりました。風が吹きクルクル回りながらアチコチにこぼれ落ちた実は香辛料のような匂いが漂っておりました。道鏡塚(下野市文化財)は直径約38mの円墳です。竹筒を除けて中に入って見ました。墳頂からの眺めです。禅師は孝謙天皇の信任を得て法王の位まで上りつめましたが称徳天皇の崩御後に下野薬師寺別当として配流され2年後にコノ地で没し死の際は一般庶民と同じ扱いとされてしまいました。波乱万丈で栄枯盛衰を地で行く人でドラマになってもおかしくない人物だと思いました(過去に一度だけ映画になっております)。 (訪問:2023/07/02)

    掲載:2023/07/05
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  • つかちゃん。

    つかちゃん。さん

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    144

    下野市立薬師寺小学校の北側にある真言宗のお寺。山門を抜けた左側にある手水舎は“五體御手洗”と呼ばれ、手だけでなく足も清められます。本堂の向かって左手には“とちぎ名木百選“の一つ「シラカシ」の大木がそびえています。境内には、奈良時代の高僧“道鏡”の墓とされる「道鏡塚」など見どころが多く、それぞれの史跡には詳細な説明板があるので、特に歴史に興味がある方には非常に勉強になるお寺だと思います。 (訪問:2021/01/24)

    掲載:2021/02/01
    "ぐッ"ときた! 32
  • maffinman

    maffinmanさん

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    198

    お寺より少し離れた所にあり直径約27mの円墳で二月堂古墳と言われています。墳頂には東大寺を模して造られた二月堂があります。東日本大震災で被災されたおり人間国宝の棟梁と弟子により再建されたもので二月堂があるのは全国でも東大寺と龍興寺のみです。お堂の前には2mを超す高さの十一面観世音が安置されており様々な喜怒哀楽の表情を浮かべておりました。懸崖作りの建物は正面から見るときめの細かい仕事ぶりと戸の緑色の部分が際立ち、下から見上げると正に崖の上にあるように見え迫力が感じられました。 (訪問:2020/11/05)

    掲載:2020/11/10
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  • うえちん777

    うえちん777さん

    • (宇都宮市 / ファン 7)
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    29

    天気がとても良く、体を動かすために、自転車に乗り、コロナに感染しないように注意し、密にならない所を散策しました。実家から小学校までの道のりを約35年ぶりに散策しました。小さい頃の思い出に浸りながら、気持ちのいい散策でした。最後に薬師寺小学校裏にある龍興寺に着き、「校内写生大会」をやったことや、ゲートボール場があったことなど思い出しながら、龍興寺の歴史に触れて、由緒あるお寺さんだと再認識しました。途中、筑波山と田園風景がとてもきれいで、改めていい所だなと感じました。 (訪問:2020/05/05)

    掲載:2020/05/08
    "ぐッ"ときた! 10
  • maffinman

    maffinmanさん

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    198

    下野市名木30選のタラヨウ、ボダイジュを見に行きました。境内を探して見たところタラヨウの場所が分からないので、お寺の人に伺いました。タラヨウは樹齢約250年、樹高約10mの古木です。葉の裏面に尖ったものでキズ付けると黒く浮かびあがることから、連絡用に使われハガキの木と呼ばれ大変重宝された木です。バランスの良い円筒形の樹形をしていました。墓地にあるボダイジュを見ました。樹齢約1300年と伝えられ、樹高約10mの古木で鑑真の杖が根付いたものといわれています。幹周りが約7mもあり根本が年月を語っていました。お寺には銅造 誕生釈迦仏立像、シラカシ、道鏡塚、鑑真和尚之碑の文化財や多くの古木、大木があり見どころ十分な所です。 (訪問:2020/04/04)

    掲載:2020/04/09
    "ぐッ"ときた! 14
  • maffinman

    maffinmanさん

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    198

    下野市文化財の道鏡塚は円墳で6世紀末頃に作られたそうで道鏡は追葬だそうです。石碑の裏手の藪の中にあり、低木がまばらで落ち葉が敷き詰められている見やすい古墳です。県の天然記念物のシラカシは樹齢約500年でも根張りが凄まじくバリバリの現役です。下野市文化財の鑑真和尚之碑の側の菩提樹は下野市名木30選に指定されていて古木ですが若々しい佇まいです。下野市文化財の吉田ヶ池を見ました。水が涸れたことがないという言い伝えのある池で、周りを樹木に囲まれた静かな場所にヒッソリとあります。白い祠と石碑があるので有難みのある池だなと感じました。 (訪問:2019/05/04)

    掲載:2019/05/10
    "ぐッ"ときた! 9
  • maffinman

    maffinmanさん

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    198

    墓地の鑑真和尚碑の菩提樹は根本から7本に分かれていて、どれも生き生きとしていました。境内では見るもの全てに立て看板が立てられていて分かりやすかったです。樹齢500年のシラカシの根張りには圧倒されました。これだけの巨木は稀だそうです。 (訪問:2018/09/17)

    掲載:2018/11/11
    "ぐッ"ときた! 6

※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。