旧管理棟である水道資料館(国登録文化財)を見学に行きました。浄水場内では工事の真っ最中です。事務所でお声がけすると職員の方が出てきたのでソノことを伺うと沈砂池、沈殿池なども創設時の物が今も使用されているとのことですが傷んできたそうで徐々に新しい物に造りかえるとのことでした。その職員さんが資料館を案内してくれました。赤い半切妻屋根をのせた白い木造の洋館は監視する為の場所が円形に突出していて美観溢れる建物です。コノ建物を見る為に遠くから来られる人も多いとのことでした。それもそのはず全国の水道施設の中から「近代水道100選」に選ばれている建物なので納得です。建物の外には現在の門の前に使われていた昭和の門がありました。大正時代の水道管もあります。建物内も美的な空間となっておりました。当時の写真、水道メーター、携帯用電話機、イギリス製水平器、浄水場の模型、図面、道具、書類などの資料が展示されておりました。展示物も含めた建物内のことは職員さんが全て解説してくれ質問も回答してくれます。この建物をスケッチした絵が2点飾られていて傑作だと感じました。近代水道の歴史が分かる資料館です。 (訪問：2023/12/28)

"ぐッ"ときた！ 24人

国道１２１号線沿い・杉並木公園の道路を挟んだ向かいにある今市浄水場です。今市にありますが実は宇都宮の水道創設の浄水場であり日本で３１番目に古い歴史のある施設です。白い木造の洋館や春になると桜が見事な敷地の様子を街道沿いに眺めながらいったいここは何だろうとずっと気になっていました。杉並木公園に車を置いて門扉のプレートを眺めてみたら浄水場と知ることが出来ました。残念ながらコロナ過のため内部の見学がお休み中ですが水道資料館もあり見学が再開したら是非伺いたいと思っています(#^^#) (訪問：2022/04/13)

"ぐッ"ときた！ 11人