茂木町の神社・仏閣
塩田山 能持院のクチコミ
みんなの声でわかる、スポットの特長
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建物及び境内全域が茂木町文化財になっているお寺です。総門(栃木県文化財)は室町時代に建てられたもので茅葺の落ち着いた造りで当時への思いを馳せる門だと感じました。境内の墓地の一角に中村勧農衛の墓があります。二宮尊徳に指導を請い茂木藩の膨れ上がった借財を4分の一にしたり茂木の基礎を築いた家老で主君の細川家の墓所(栃木県文化財)の下に控えて眠っているとのことです。茂木の偉人と言ってもいい人だと思いました。茂木藩主の細川家の墓所は石燈籠と杉1本がそれぞれ植えられております。墓石がない墓を初めて目にしました。細川家らしい奇抜な発想です。代々の藩主の墓所にある杉は太いのもあれば細いのもあります。2代目3代目と代替わりして植えられているんだろうと思いました。県内ではコチラでしか見る事は出来ないだろう光景だと思い目に焼き付けました。 (訪問:2023/05/20)
掲載:2024/02/15"ぐッ"ときた! 26人 -
茂木藩主 細川家の菩提所であった能持院を訪れました。栃木県文化財で1469年〜1487年に建立された総門は木造四脚門の切妻造で梁に能持寺七不思議「火伏の斧あと」があります。茅葺の落ち着いた建物で風情が感じられました。建物及び境内全域が茂木町文化財になっています。本堂の向拝彫刻が珍しいです。向拝のサラに突き出た中央に能持院七不思議「経読み鳳凰」が配されていて彫刻では一番目に付きました。木鼻には獅子、象があり向拝虹梁の下には亀が配されていて鳳凰同様初めて見ました。手挟み、蟇股(細川家の家紋入り)など向拝の至る処に彫刻がせめぎ合うように配されていて見応えがありました。本堂から御霊屋との間に架かるアーチ型の渡り廊下のカーブも芸術的に感じました。栃木県文化財の細川家の墓所を見ました。第一代細川興元公~第九代細川興貫公までの墓がありますが墓石は存在せず杉の木が9本植えられていて他では見られない光景が広がっていました。住職がお庭におられたので本堂の彫刻で分からない部分を聞きお寺を後にしました。 (訪問:2020/03/05)
掲載:2024/02/15"ぐッ"ときた! 23人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。