さくら市の神社・仏閣
霊水山普門院光明寺(感満不動尊)のクチコミ
クチコミ:1件
みんなの声でわかる、スポットの特長
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お寺の見取図を眺め境内を見て回りました。石井百僊・石井青什の墓碑(さくら市文化財)は氏家近郊に名前を轟かせた俳人親子の墓です。父である百僊は堂原地蔵堂額(さくら市文化財)に子である青什は今宮神社句額(さくら市文化財)と後世に残る名句を詠んでおります。その奥には氏家出身の日本画の巨匠の荒井寛方の墓(さくら市文化財)があります。寛方と言えば確立された仏画が有名で私もミュージアム氏家で20年以上前に鑑賞したことがあります。墓前で手を合わせ目を瞑ると代表作が頭に浮かびました。本堂でお参りした後に山門を潜った時から視界に入っていた1759年鋳造の青銅造 不動明王坐像(栃木県文化財)を拝顔しました。脇侍の矜羯羅童子、制吒迦童子は目立たない色遣いですがお不動様は宝剣、縄、条帛が金色に輝き火災光背の赤色とで差別化され段違いの風格を見せつけておられます。険しい岩上に安置された高さ293.9cmの大きな仏様は遠くからでもハッキリと分かる憤怒の表情をしていて近づくにつれ非常に有難みが感じられました。 (訪問:2024/02/24)
掲載:2024/10/22"ぐッ"ときた! 26人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。