昔からあるもの、新しいもの。カタチや想いを変えて人から人へ、伝えていきたいとちぎの魅力。伝統を受け継ぎながら、新しいコト・モノにチャレンジしている方々をご紹介します。
Maruyoshi/宇都宮
地元愛でつながり、広まり続ける「おいしい=たのしい」料理
団地の酒店が地元を愛する3代目で大きな変化をとげた「Maruyoshi」は、3店舗それぞれの色をもち、県内だけでなく県外にもファンが増え続けている。県内産の素材で作りだす料理は、旬の食材のおいしさを再発見でき、新たな食べる楽しみが生まれる。作り手の温かさや想いも溢れ、その魅力からハレの日の料理や地元の農家や果樹園の食材を使っての商品開発の依頼もある。カタチを変えながら発展し続け、地元の活性化にもつながっている。
お店・スポット情報
3代目
笠原慎也さん(43歳)
大阪の専門学校や飲食店での経験を活かし、2004年に祖父の代から続いた「まるよし酒店」を「Sakaya Cafe Maruyoshi」としてオープンさせる。地元産の果物や野菜で季節感のある料理を提供する中、地元の子どもたちが気軽におやつを買いに行ける場所を…と、パン・惣菜・焼き菓子などを販売する「天然酵母パン&SWEET Rhythble」をスタート。生まれ育った「光が丘団地」を盛り上げるため仲間に呼びかけ周辺にお店を増やし、地元の農家や果樹園とのつながりから商品開発も始める。2018年新たに「cafe canaria」を併設。
○代目の想い
地元のお店から
「笠原くんとは高校の同級生で、くされ縁ってやつです(笑)。酒屋さんを受け継いだ頃は、立地の面で心配したこともあったのですが、「Rhythble」のリフォームを手伝ったりする中で、彼の地元愛の強さに後押しされて妻とベーグル専門店をオープンしました。一緒に自治会を運営したこともあります!団地の公民館で文化祭やそば打ち体験など、月一ペースで行事があるくらい交流が盛んなんです。あの笑顔にみんな引き寄せられるんでしょうね~。」
\もっと聞いてみました!/
■「マルヨシ」という名前の由来は…?
「じいちゃんが始めたお店だったので、気が付いたら「マルヨシ」でした!母が受け継ぎ、私もそのまま…。特に由来はきけておりません!〇に良し、どっちもイイものだしって感じですかね~(笑)。」
■お弁当は買いにいけますか?
「3日前までにご注文いただければ「Rhythble」の方で、お渡しできますよ♪ぜひぜひ!」
■お店開店から苦労したことはありますか?
「実は、お店をつくることになって立ち飲み屋的なことをやったことがあるんです。近所の方には好評でしたが…なかなか帰ってくれなくて(笑)。みんな幼い頃からの付き合いだし、お酒が入るとね。地元ならではのエピソードだね~。」
■お野菜について、こだわっていることはありますか?
「県内の無農薬のお野菜を使わせてもらっています。真岡市のまんまる農園さんや、市貝町のわたねさんに届けていただいています。店内にはめずらしい野菜をディスプレイしてますよ♪」
■今後の展開について、計画していることや夢はありますか?
「この清原という土地に根付いて活動し、地域活性化の原動力となっていきたいです!企業への卸なども積極的に行って、もっとこの町に貢献できるように頑張りたいと思っています♪」
お店・スポット情報
取材:2018年08月
※掲載内容は取材時の情報です。
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