小山市
「日本考古学発祥の地」という記念碑が気になりお伺いしました!御朱印をお願いした際、宮司様とお話をさせて頂きました。こちらには[日本三古碑]の一つ【国宝・那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)】があり、古墳時代から歴史時代へ移る頃の国造碑で、碑には地方豪族から官人へと転身していく様子が書かれているそうです。建立から1000年後…草むらに埋もれていた碑が旅の僧に見つけられ、それが徳川光圀公まで伝わります。光圀公は碑堂の建立と調査も指示!古碑の解明の為、近くにあった下侍塚古墳の発掘にも乗り出したとのこと。これが「日本初の考古学的発掘調査」になったそうで「日本考古学発祥の地」の由来です。三古碑の他の2つと比べてもこちらの碑にはとても美しい文字が刻まれていることも拓本からわかりました。また碑は笠石神社のご神体であり、日本でも石のご神体は唯一とのこと。こちらの古碑は、全国からまた海外の研究者の方々も多く訪れるそうです。周辺の地図も拝見!那須地方は、全国でも有数の前期古墳の密集地ということも初めて知りました!宮司様には、いいお話と共に多数の資料も頂戴しました。ありがとうございました。この地域の歴史…興味がわいてきました!(^▽^)/