宇都宮市
インターパーク周辺は、遺跡密集地帯で、インターパーク内だけでも立野遺跡、磯岡北古墳群、砂田遺跡、琴平塚古墳群等の縄文~江戸時代位までの古墳や集落等の遺跡が有ります。この琴平塚古墳群は、インターパーク造成に先立ち調査が行われましたが、前方後円墳3基と円墳11基が確認されていて現在、琴平塚古墳の1号墳を中心に琴平塚古墳公園が造られています。公園内に残る1号墳は、くびれの弱い前方後円墳で全長が52m、後円部は直径35.3m、墳高4.7m、先端幅28m、墳高2.8mです。こちらの古墳は5世紀末から6世紀前半に造られたと考えられています。公園には14号墳の堀の中から発見された実物の箱式石棺が移設されて展示されています。また、1号墳の直ぐ東側で東山道と考えられる古道が発見され、公園内の地面には堀跡を示す玉石の列の他に古道を示す表示もされています。なお、1号墳以外は発掘完了後に埋め戻られて消滅しています。