宇都宮市
その歴史を知って、是非とも観たかった憧れの【くろがね橋】にやっと来ることが出来ました(*´∀`)♪。。。この『くろがね橋』は、1907年(明治40年)頃に東京市電(都電)に送電することを目的に鬼怒川に水力発電所を建設する計画が進み、資材運搬用に鬼怒川に架設された鉄橋です(^o^)/。。。鉄橋は、官設鉄道の下路式ポニーワーレントラスを上路トラスに改造して架橋工事を行い1910年(明治43年)に橋長61.00mの“鉄道橋”が完成しました(*^^*)。。。現在の東武鬼怒川線には、今はその遺構も確認出来ませんが、橋の袂付近に大滝駅(二代目鬼怒川温泉駅、現在位置の鬼怒川温泉駅は三代目) があり、ここから資材運搬用の鉄道が引かれました(^o^)。。。「くろがね橋」には、この工事運搬用の鉄道橋としての役割を終えた後に道路橋へとなった遍歴を持っています(^o^)/。。。. また、架設時の日本には鉄製橋が珍く鬼怒川温泉繁栄のシンボルになったという謂われのある橋です。。。老朽化の見受けられる「くろがね橋」は、1985年(昭和60年)に改修工事が行われました。架け変えの選択肢も有りましたが、既存トラスの内側にもう1組の新しい溶接トラスを架設して補強を行いました(^o^)/。。。また、歩道下にはプレートガーター橋が架設されていて、古いトラス橋に対する地元の愛着が、この様な工法を採用した動機になっています(^o^)/。。。「くろがね橋」は、1988年(昭和63年)に「ふるさと手づくり郷土」建設大臣賞受賞及び「とちぎの道と川百選」に入選している他、「錬鉄ワーレントラス(英国製,平行弦,ピン結合,上路式)等の選定理由から『近代土木遺産C(現存する重要な土木構造物2800選:Cは市区町村指定文化財、あるいは、国の有形登録文化財クラスを意味)』に指定されています。なお橋の名前は、金属を『金:こがね、銀:しろがね、銅:あかがね、鉄:くろがね』と呼んだことに由来するそうです(*´ω`*)。。。地元の人々に愛され、その愛情から三種類の構造体を持つ【くろがね橋】!是非!下からも眺めて観て下さい!お勧めですよ~うゥ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆