小山市
栃木県文化財の住居兼工房を訪れました。萱葺き屋根の葺き替え(丸葺き)をしていました。工房に入ると当主の娘さんが案内してくれました。何年ぶりの葺き替えか伺うと当主の父に電話していただき50年ぶりだと教えていただきました。職人さんに今やっている仕事の説明をしていただきました。甕に栄養を与えているとのことで、初めは茶色だったものが色々な作業工程を経て10日ぐらいで藍色になるそうです。天井近くに渡されている竹に無地の木綿が引っかけられていました。ギャラリーでは機織り職人が仕事をされていて見ていると手際の良さが光りました。テーブルで使う物、文房具、バッグ・袋装身具、反物、浴衣・作務衣が販売されています。鮮やかに染め上げられた染物はそれぞれ違った緻密なデザインで彩られていて、ここでしか買えない商品ばかりだと感じました。