小山市
境内はお花が沢山植栽されています。住職の御母堂が丁度いらしたので話を伺いました。クレマチスの種類が多く植えられていて大輪の花を咲かせていました。早咲き遅咲き共に咲いていてコレカラ咲きはじめるものもあるそうでマダマダ楽しめます。カラン(白い花)、シラー(青い花)も見頃でした。池で御母堂が餌を撒くと今まで散らばっていた錦鯉が中央に集まってきました。綺麗な色をしたコイ達です。不動堂に上がらしてもらいました。御本尊の不動明王は秘仏なので扉の奥に安置されていて見ることはできませんが、御前立て本尊の不動明王坐像を参拝させて頂きました。メラメラとした炎を背負うお不動さんは憤怒の表情を浮かべた真っ赤ないでたちですが良く見ると愛着のあるお顔立ちをしておられました。住職が来られたので境内の案内をして頂きました。山門の右側にある宝篋印塔は江戸時代中期のもので左側の剣は明治時代のものとのことです。石燈籠は明治時代のもので狛犬は江戸時代享保のものとのことです。なんと狛犬の目が充血していて変わっています。よもやお不動さんに関係があるのかと思ったら最近あやまって色がついてしまったそうとのことで聞かなければ分からない面白エピソードです。このように境内には多くの年代物が溢れていて季節の花にも囲まれた見て楽しめるお寺です。