小山市
直径約70m高さ約10mある二段築成の円墳です(栃木県文化財)。円墳の裾には青々としたクマザサがビッシリとはびこっていてココが市街地とはとても思えません。スロープ状の道を上がっていくと墳頂に浅間神社が祀られていることから浅間山神社とも呼ばれています。本殿前の狛犬が元気に飛び跳ねていました。古墳の北側には近くの桃塚古墳から発掘した凝灰岩の石棺、蓋石、巨石が置かれています(栃木県文化財)。大きさから有力者の子供が埋葬されていたとされています。道路沿いにあり屋根付きで目立つので通る車や人は見入ること間違いありません。加工された石の完成度の高さに改めて敬意を払いました。