小山市
前日に電話で日時を予約し当日午後一時に訪れました。御影堂の重要文化財のお三方の拝観が目的です。向かって左奥から第三世顕智上人座像、中央に開祖親鸞聖人座像、右奥に第二世真佛上人座像と並ばれております。結界が張られて近づけないので離れた写真となりましたが、お顔を撮れるだけでも実に有難いことです。どのお方も生き生きとした表情をされていましたが特に中央の親鸞聖人の微笑みが心を穏やかにしてくれました。両側の上掲には絵画があります。向かって左には油絵で描かれた専修寺境内因図で薄久保友司先生の作品です。建物の特徴を超え見事に昇華されておりメリハリの効いた大作であります。もう一方には寄進された方の作品で立体感のある躍動感が感じられる仏像が描かれておりました。正面上にある「見真」額は明治天皇より贈られた見真大師との親鸞聖人の諡号であり大師号は弘法大師をはじめ一握りの高徳な僧しか頂けない名誉あるものであります。第二世上人、第三世上人の門弟と共に御影堂からコノ地域一体の皆さんの事をお守りして頂いているように感じられました。