小山市
全長50m程ある前方後円墳です。前方部のふくらみには墓地がたっており後円部のみの見学となります。墳頂への石段が整備されていて上がりやすく古墳をはじめ敷地内がキレイに整備されており地元の人には頭が下がる思いです。墳頂に上がる手前に幾つかの石碑が見受けられ墳頂には宝篋印塔をはじめとした石材が並んでいます。古墳時代に造られてから現在に至るまでお墓として重宝されている居心地の良い場所なんだなあと感じました。墳頂からの眺めでは姿川を挟んだ対岸700m先に摩利支天塚古墳、琵琶塚古墳を間近に見ることができ、この墓に納められた人も重要な人物だったんでしょうね。墳頂にはシダレザクラ、ヤマツツジが植栽され道路近くにもシダレザクラが植栽されていて春先には古墳を十分に盛り立ててくれそうです。