小山市
宇都宮市茂原町と上三川町上神主にまたがる古代の役所(官衙)跡で国史跡であります。遺跡は政庁跡、正倉跡、道路跡、古墳、堀立柱建物跡などで構成されておりました。各所に案内板が設置されているので分かりやすく当時のイメージが浮かびやすいです。東西約250m、南北約400mの広大な敷地内は良く保存整備されております。移動するだけでもいい運動となる他、図に示された多数の建物跡などの場所を確認したりと歴史好きには興味深い場所であります。南東にある道路跡は凹みがみられ幅も広く取られユッタリとした造りの遺構を見ることができ、すぐ南には小規模な円墳が見られました。人名が刻まれた文字瓦が約2,300点ほど出土したことなど全国的にみても大変重要とのことで多くの人に見てもらいたい遺跡です。