宇都宮市の遺跡・史跡
【国指定史跡】飛鳥時代後期から平安時代前期の河内郡の役所(官衙)跡
上三川町北西部、宇都宮市南西部の田川に面する台地上に立地。政庁・正倉といった官衙施設が一体的に確認されたほか、遺跡に取り付く推定東山道や大量の人名文字瓦など、他の官衙遺跡には見られない特徴があり、全国的に見ても大変重要な遺跡です。
無
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規模 | 堀と塀のようなもので囲まれ、規模は東西約250m・南北約400m・面積約10haと推定 |
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多数の建物跡 | 掘立柱建物跡を中心に竪穴建物跡や礎石瓦葺建物跡など90棟を越える建物跡のほか、政庁跡や規則正しく建てられた正倉跡など |
推定東山道・出土品 | 遺跡の南東側に取り付くように確認され推定東山道、当時の河内郡に居住した人々と考えられる人名が刻まれた文字瓦約2300点も出土 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
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- 遺跡2
- 道路2
- 建物2
- 場所2
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宇都宮市茂原町と上三川町上神主にまたがる古代の役所(官衙)跡で国史跡であります。遺跡は政庁跡、正倉跡、道路跡、古墳、堀立柱建物跡などで構成されておりました。各所に案内板が設置されているので分かりやすく当時のイメージが浮かびやすいです。東西約250m、南北約400mの広大な敷地内は良く保存整備されております。移動するだけでもいい運動となる他、図に示された多数の建物跡などの場所を確認したりと歴史好きには興味深い場所であります。南東にある道路跡は凹みがみられ幅も広く取られユッタリとした造りの遺構を見ることができ、すぐ南には小規模な円墳が見られました。人名が刻まれた文字瓦が約2,300点ほど出土したことなど全国的にみても大変重要とのことで多くの人に見てもらいたい遺跡です。 (訪問:2021/02/19)
掲載:2021/04/16"ぐッ"ときた! 26人
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