小山市
1545年廃城となったお城ですが遺構は保存整備されておりました。少し離れた場所からでも土塁の高さが際立っております。お子さんでも城内に上がれるように階段が設けられており親切です。空堀も縦に深々と伸びておりジャックナイフのような鋭さを感じました。随所に平らで広くとられた郭が見られます。虎口も整った状態で残っていてお見事です。そして高土塁上から見る城に押し寄せる川の水飛沫が敵が一斉に上ってくるような錯覚に陥りました。中々の迫力であります。時代劇などで使われても良さそうな上質な城跡だと思いました。