小山市
1890年に完成し現在は役目を終えた橋(国重要文化財)は新しい古河橋と仲良く並んでおりました。本山精錬所跡(国指定史跡)、本山動力所跡(国指定史跡)など橋を渡った西には現在では重要な建築物が残されております。橋が現役の頃は足尾銅山を始め関連する施設で働く多くの人々が毎日渡っていたことでしょう。仕事場直前にある橋を渡りながら過酷な労働に就く人々は行きと帰りではどんな表情を浮かべて橋を渡ったのかが気になりました。何れにしても働いていた人々にとって愛着のある橋であったことに間違いはないと思いました。