日光市の遺跡・史跡・橋・吊橋
明治中期までに架設の道路用鉄橋の中で、原位置に現存する極めて貴重な遺構
【国指定重要文化財】足尾銅山で近代初期に整備された施設の中でほぼ完存する唯一の遺構であり、日本で多数架設されたドイツハーコート社製のボルト接合の橋梁の中で、原位置に残る現存最古の遺構。短期間で近代化した日本の橋梁の技術的展開も示しています。
※現在は通行はできません
無
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橋の構造 | 長さ48.6m、幅員5.2m、鋼製単トラス桁橋。上弦材にH形鋼を使用した珍しい形式。 |
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橋建設の経緯 | 明治20年(1887)前身の木造橋が焼失し、足尾銅山施設の近代化の一環として渡良瀬川に架設。工場で製作した部材を、現場でボルト接合のみで短期間で簡易に組み立てる工法を使用し明治23年(1890)竣工。 |
橋の今 | 架設以来100年を超えた橋は整備されながら維持され、平成5年(1993)、下流側に新古河橋が架設された後も歩道橋として残されたが、現在は通行は禁止されています。 |
新着クチコミ
みんなの声でわかる、スポットの特長
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他所では観ることの出来ない大変貴重な橋。かつてはたくさんの方が行き来していた橋ということを想像すると、なんとも言えない物悲しい気持ちにもなりました。 (訪問:2024/09/13)
掲載:2024/09/20"ぐッ"ときた! 13人 -
好きな山(中倉山、備前楯山、庚申山等)があり、足尾にはよく行くのですが、その道中にあった趣のある古河橋。日本の近代化を支えた、足尾銅山を代表する産業遺産とのことですが、鉄製の橋に木製の踏み板が組み合わされた他では見たことがない橋で、歴史を感じました。 (訪問:2023/08/31)
掲載:2023/09/07"ぐッ"ときた! 22人 -
rusty-130さん
- (宇都宮市)
備前楯山登山の際に古河橋沿いの街道沿いに登山道の起点となる舟山駐車場を目指しました。隣接する本山精錬所跡と合わせて雰意気のある眺めです。鉄製の橋ですが踏板は木製で朽ちているようでした。環境規制などない時代に大量のガスによる煙害で足尾の山々はハゲ山になってしまいましたが鉱業が盛んな時代で多くの物と人が活気を帯びて働いていた時代だったのでしょう。橋げたの向こうに見える山々が約1世紀半経過し徐々に緑が回復してきたころに回復の様子を御覧になりたいと上皇皇后陛下が平成26年足尾へお越しになったのは記憶に新しいところです。貴重な土木遺産としても大変な価値のあるものだと思います (訪問:2022/04/17)
掲載:2022/04/20"ぐッ"ときた! 31人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 日光市足尾町赤倉7-5 地図を印刷 |
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交通 | わたらせ渓谷鉄道間藤駅から徒歩15分 |
市・足尾観光課 | 0288-93-3116 0288-93-3116 |
営業時間 |
※現在は通行はできません |
設備 | 公衆トイレ |
お子さま | ファミリー |
駐車場 | 無 |
- お1人さま