小山市
江戸時代後期に建てられた観音堂(日光市文化財)で会津藩横川関所跡に建っております。控えめに見える建造物ですが向拝木鼻に象、欄間に唐獅子、本屋の蟇股や欄間にも植物や動物の彫刻が配されていて御堂を引き立てておりました。格子窓から中を窺うと手前に提灯が吊り下げられ奥の来向壁に金箔が施された前に如意輪観音様を目の当たりにすることが出来ました。解説板には厨子に安置されていると書かれておりましたが何度見返しても観音様で間違いないと思いました。これはイイことが起こりそうであります。拝顔できたことが嬉しかったので何度も拝礼して場を去りました。