小山市
水力発電所跡(日光市文化財)には日光市の解説板と往時の写真の他に「あしおみどころ十五景」の標柱も立っております。1890年に足尾銅山を経営していた古河市兵衛によって造られた日本最初の水力発電所です。発電所はコノ下の渡良瀬川河原にあったそうです。現在は跡形もありませんが直径1mの鉄管の一部が残されております。これだけの太さなのでカナリの水がこの鉄管を流れていたことを物語っておりました。岩肌も削られていてココから送水管が下に伸び下にある発電所に送水していたそうで丁度鉄管があるので想像しやすかったです。この2点の現物と写真から当時の様子を窺い知ることが出来ました。