小山市
本堂前の銅燈籠の色形がセンスが感じられサルスベリが明るい彩りを加えておりました。広い境内内にある鐘楼堂の銅鐘は人間国宝である香取正彦先生のお弟子さんである鴇田力さんが作者です。お釈迦様の一生が池の間4区間に大きく刻まれており見応えのある作品です。墓地に向うと標柱に鹿沼城城主であった壬生義雄公のお墓の場所まで200mと方向が示されておりました。義雄公のお墓は菩提寺である当寺と壬生氏の菩提寺である常楽寺(壬生町)とにあります。宝篋印塔のような形式ですが1866年に壬生家の家臣の子孫たちにより修復されたものだそうです。義雄公のお墓は中央地区の史跡、名所めぐりにもなっておりお寺の参拝方々来られる人も数多くいらっしゃると思われます。戦国時代の大名も草場の陰から現代の色んな人に会えるのを楽しみに待っているんではないかと思いました。