小山市
個人宅の敷地内にあるのでお声がけして見せて頂きました。樹高2.1m、目通り周囲3.2mの古木の松で栃木県天然記念物、とちぎ名木百選に指定されております。見事な傘づくり、はち切れんばかりの迫力のある幹に圧倒されました。御主人によると元はお医者さんの家の松だそうで引っ越しされる時に委ねられたとのことです。現在でも新緑の時期には若い芽がツンツンと出てくるそうで現役バリバリの松だと感じました。この日は枝葉に雪が被っていたように季節によって色んな姿が味わえる松です。お庭には親子3代のシダレザクラがあります。推定樹齢500年、樹高約8mのシダレザクラは背の割に幹周(約5m)が太いのが特徴で根張りとゴツゴツ感が半端なく破壊力満点の様相でした。昔は枝が隣の家の敷地まで伸びる程に成長し迷惑になることから切り現在の姿になったそうです。樹木医さんに診てもらったそうですがマダマダ元気だとのお話でした。花は弥生祭の頃に咲くそうです。子供は別の場所に植えられておりますが親と違ってスラっとした姿です。ですがソレ以外は親の遺伝子をシッカリ受け継いでいると感じました。孫はマダ低木で幹も枝も細く花は咲かないそうですがコチラも姿形が受け継がれていて先々が楽しみです。今年は弥生祭が4年ぶりに開催されるそうです。弥生祭の見物と共にコチラのお宅のシダレザクラの花見にも伺う予定です。