小山市
川治霊園の中にあります。霊園には左に如意輪観音菩薩(日光市文化財の十九夜塔 造立1724年)、右に地蔵菩薩(造立1730年)、奥に供養塔(造立1666年)と配置されております。旧高原新田村跡から霊園に移転安置したそうです。十九夜に女性達が拝んだ観音様は片肘を片足にあてて立膝で非常に深く考え事をしている様子でした。光背に銘文が陰刻されております。当時女人65人が月待ち講に参加していることが分かりました。現在では十九夜に拝まれることも少なくなった観音様ですがお地蔵様と供養塔の頼もしい仲間が加わったので寂しくはないと思われます。また霊園に来られる人々も拝まれると思うのでコチラが選ばれたんでしょうね。