小山市
境内社の菅原神社の彫刻を窺いました。小さな御本殿ながら立派な彫り物が施されております。脇障子には唐獅子、胴羽目には鶏、鷹、錦鶏で海老虹梁は龍と細部にこだわった作品で梅も随所に散りばめられており菅原神社らしいです。参宝殿でお声がけして宝物殿を拝観しました。茂木藩祖の細川興元公と細川家に関する展示品が並んでおります。甲冑は興元公が初陣であった12歳時に着用していたもので越中頭形の兜の個性が光ります。江戸時代の領地目録も興味深かったです。貴重なお宝を見せて頂き有難うございました。神社に大光霊神として祀られている興元公のパワーを幾ばくか頂けた気がします。